ショエノルキスフラグランスの栽培記録(3年目)
ショエノルキスフラグランスは洋蘭の一種で、ショエノルキスという洋蘭の中でも「フラグランス」という品種です。
タイやミャンマーなどが原産地で、バンダの一種に分類されているようです。
花は薄紫とピンクを混ぜたような色彩の小さな花が印象的で、開花期間は約1か月以上あります。
「フラグランス」とありますが、花に匂いはありませんでした。
パット見た感じが虫が這っているように見えるところが可愛らしいです。
葉を触ってみると昔のケーキの上に乗っていたバタークリームのように少し軟らかさの混じった硬さ?と肉厚さがあります。
ショエノルキスフラグランスの育て方、苗や種の購入店など
●購入した店など
タキイ種苗さん
●育て始めた時期
2022年4月下旬
●栽培環境
春〜秋・・・カーポート越しに日光が当たる車庫
冬・・・1日の大半は暖房をつけている自分の部屋の日光がガラス越しに当たる窓際
●水やりのタイミング
春〜秋・・・毎日、ジョウロで根に水をかけるように与えている
冬・・・毎日、根がしっかり濡れるぐらい霧吹きで与えている
●植え付け資材
届いた時からプラスチック製の黒い板に着生させていたので、そのまま育てている
●肥料
種類・・・水とそのまま使える洋蘭用の液体肥料を混ぜたバケツの中に10分ほど浸している
量・・・
頻度・・・気が向いた時
●開花時期
春・秋
花に匂いはない
●害虫
特になし
ショエノルキスフラグランスの写真
2022年4月
2023年3月
2024年3月
2024年11月
根(水やりした後すぐの写真なので緑色になっています)
蕾
花
アドバイス、注意点、気付いたことなど
こちらの基本的な育て方や管理方法も「キロキスタルニフェラ」や「ショエノルキススコロペンドリア」などと同じ方法でしております。
フラグランスは育て始めて2024年で3年目になりますが、ようやく少し大きくなったかな?といった感じで、育つのはとてもゆっくりです。
2022年4月と24年11月の写真を見比べると、根元から新しい茎と葉?が生えてきましたし、根がだいぶ充実してきました。
個人的には葉よりも根の方が育つのが早い感じがします。
根は胡蝶蘭などと同じく、乾燥している時は白ですが水で濡れている時は緑色になります。
開花時期は主に春と秋がありますが、その年によって前後することがあります。
届いた時から写真の通り、黒いプラスチック製の板に固定してくれていましたので手入れが楽です。
手入れといっても花が完全に枯れた後にこういった花が咲いていた茶色くなった茎を根元からハサミで切るぐらいですが。
枯れた茎は手で引っ張って取ろうとしても結構固いのでハサミを使っています。
管理方法としては水やりと時々肥料を与えたり、冬は部屋に取り込むぐらいぐらいで、毎年安定的に開花していますので育てやすいと思います。