デンドロビウムリチェナストラムを栽培中 葉は多肉植物のように肉厚で、花はオレンジ色

デンドロビウムリチェナストラムを育てています。

 

こちらは洋ランとしては代表的な「デンドロビウム」の一種で「リチェナストラム」という品種です。

 

デンドロビウムの中でも特に小型の品種で、細かなオレンジ色の花が咲き、葉が他のデンドロビウムと違って多肉植物のように肉厚であることが特徴です。

 

4月下旬にネットショップで「ムカデラン」と一緒に購入しました。

 

どちらも初めから木の板に水苔と一緒に紐で括り付けて着生させてくれているので管理がしやすいです。

 

現在はメッシュパネルに吊るしていますが、購入するまではこういった形で一時的に置いてました。
デンドロビウムリチェナストラムを栽培中 葉は多肉植物のように肉厚で、花はオレンジ色
着生蘭に水苔を付けるときは一般的に根が茂っている部分の上から覆うように付けることが多いのですが、
今回のものはムカデランも同じく、板と蘭の茎や根の下に挟むような感じで水苔を付けてくれています。

 

また、この木の板は表面に穴が開いていたり凸凹がありますし、水やりのために水を入れたバケツの中にまるごと浸しても浮きました。

 

中にも微細な空洞があるのかもしれません。

 

私は木の材質には詳しくないのですが、軽いし手触り的にコルク板だと思っています。
(別の記事で紹介する「キロキスタルニフェラ」も最初から木の板に着生してくれていますが、こちらは重みがあります。)

 

基本的な育て方としては、

 

・台所などに設置するメッシュパネルなどに木の板ごと吊るす
・水やりはじょうろなどで木の板に水をかけるという方法か、水を入れたバケツの中に木の板ごと浸す(目安としては1時間ぐらい)
・肥料は、バケツに浸すついでに液体肥料を入れてよくかき混ぜてからその中に浸すという方法で与える
・置き場はレースのカーテン越しに日光が当たる程度の場所(直射日光が当たらない場所)
・冬は室内に取り込み上記と同じような場所に置く

 

といった感じです。

 

水やりは液体肥料を与えるときだけバケツに浸して、それ以外の時は木の板に水をかける方法でしています。

 

7月初旬までは雨の日以外はほぼ毎日ひたすら水やりだけして、液体肥料を与えたことがなかったのですが6月の初めに一つ開花しました。

 

小さいながらも蘭の花を自力で咲かせるのは何だか達成感がありますね。

 

開花期間ですが、数日だったので胡蝶蘭や他のデンドロビウムよりも短いようです。

 

もしかしたら私の栽培環境においては短かっただけかもしれませんが。

デンドロビウムリチェナストラムを栽培中 葉は多肉植物のように肉厚で、花はオレンジ色

デンドロビウムリチェナストラムを栽培中 葉は多肉植物のように肉厚で、花はオレンジ色
花がら
デンドロビウムリチェナストラムを栽培中 葉は多肉植物のように肉厚で、花はオレンジ色

 

肥料を野菜や花ほどは必要としていないのかもしれません。

 

もっと花を咲かせたいのですが、与えすぎると肥料焼けするかもしれないので液体肥料のボトルにある通り月1回だけ与えています。

 

このデンドロビウムはサイズ的にとても小さいので、冬に部屋に取り込んでもあまり場所を取らないので手入れや冬越しがさせやすそうです。