バルボフィラムファレノプシスを育てています
バルボフィラムファレノプシスというのは「バルボフィラム」という洋蘭の一種の中でも「ファレノプシス」という品種です。
こちらはボルネオ島が自生地の洋蘭で、自生地や植物園の温室内にあるものは葉の長さが2メートルぐらいになるのもあるようです。
葉が剣のように細長く、固く、胡蝶蘭やカトレアなどの他の洋蘭とは異なる毛ガニの手のような特徴的な花を咲かせます。
花はたくあんのような匂いがあり、銀バエを誘うようです。
こちらを育て始めてから1年半が経過したので様子をまとめたいと思います。
まさまさ流 バルボフィラムファレノプシスの育て方、苗や種の購入店など
●購入した店など
楽天(具体的な店は追って記入)
●育て始めた時期
2023年3月中旬
●栽培環境
春〜秋・・・カーポート越しに日光が当たる場所
冬・・・自分の部屋の日光が当たる窓際
●水やりのタイミング
春〜秋・・・ほぼ毎日
冬・・・ミズゴケの表面が乾いたときに霧吹きでミズゴケをしっかり湿らせている
●土
届いた時から洋蘭用のバスケットと水苔に植えられていたので、そのまま育てている
●肥料
種類・・・洋ラン用の液体肥料
量・・・
頻度・・・気が向いたときに霧吹きで少し与えている
●開花時期
まだ開花したことがないのでわからない
●害虫
特になし
バルボフィラムファレノプシスの写真
届いてすぐの時
新芽
2024年9月初旬
アドバイス、注意点、気付いたことなど
私が購入するときは現品が6個販売されていましたので、その中でもよりサイズ的に大きそうなものを選びました。
最初から洋ラン用のプラスチック製バスケットに植えられており、釣り糸のようなもので固定して下さってましたので当分このまま育てようと思ってます。
このバスケットは株のサイズと比べてかなり小さい感じがしましたので、もっと球根が増えてきたら大きめのバスケットを購入して植え替えようと思っています。
植え込み資材はミズゴケでした。
植えられてからある程度年数が経っているのか、届いた時から苔が生えており趣を感じます。
葉の手触りや硬さは胡蝶蘭とほぼ同じと感じました。
球根は緑色で、梅酒の中に入っている梅の実のような感じで少しシワがあります。
球根の表面には玉ねぎの皮のような薄い皮が付いているのもあります。
個人的には葉の外側と球根の近くの紫色と緑色のコントラストが、オーロラのように見えてキレイです。
根は胡蝶蘭やバンダとは異なり、細く、水やりをしても緑色にはなりません。
毎日水やりをしていると常にミズゴケが湿っていたので、表面にカビが生えたり水苔の中に虫が湧いたりしないか心配でしたが大丈夫でした。
また、夏ぐらいから苔が増えてきましたが、特に生育上の影響はありませんでした。
冬でも同様です。
生長はゆっくりで、ふと見た時に新しい根が生えたり、新芽が生えてきているのに気付くといった感じです。
2024年11月現在では既に1年半以上経過しておりますが、枯れたり落葉した葉はほぼありませんので葉の寿命は長いのかもしれません。
まだ開花したことはありませんが、常緑樹のように緑色の葉が常に茂っているので観葉植物として気長に育てていこうと思います。