園芸作業に必要な道具とその使い方

こちらでは、植物を育てるに当たって必要な道具や私が使っている道具について紹介します。

 

捨て方については、お住まいの地域によってゴミの分別ルールが異なる場合がありますので、あくまで参考程度にお考え下さい。

 

使い古した道具を捨てる場合は、お住まいの地域の分別ルールに沿ってして下さい。

 

・植木鉢
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園芸作業に必要な道具とその使い方
プラスチック鉢(プラ鉢)、素焼き鉢などがあります。

 

どれもホームセンターで販売されていることが多いです。

 

「バラ用の植木鉢」など植える植物が具体的に決まっているものもあります。
(私はそういったものに別の植物を植えて育てていますが、特に支障はありませんが。)

 

素焼き鉢は重いので、かなり湿気に弱い植物を育てる場合でない限りはプラスチック鉢の方がおススメです。

 

私も最近、鉢植えの場合はどの植物もプラスチック鉢を使っています。

 

一年草のものなどを育てて枯れた後に片付けるついでに、鉢の内側や側面、底に付いた土もホースを使って水で洗い落しています。

 

・プランター
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一般的な花などを植えるものや、野菜用のものがあります。

 

野菜用のものは花用のものに比べると底が深いものが多いです。

 

私は主にミニトマトの苗を1つのプランターに2個植える場合に使っています。

 

もっと底が深いタイプのものは、ジャガイモやサトイモなどの根菜類を育てる場合に使っていました。

 

しかし、原因は分かりませんがこちらを使っても葉や茎が茂るばかりで、肝心の芋が小さいものしか収穫できなかったので、最近はこちらを使っての根菜類は育てていません。

 

・培養土
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洋ラン以外の植物(野菜、花、果樹、ハーブなど)を植えるのにいつも使っています。

 

一般的な重さと軽いものがありますが、私はいつも軽いものを買っています。

 

・スコップ
ずっと前に使っていたものは、先端の金属部分が取れかけたのでこちらの新しいものに買い替えました。

 

・ショベル
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こちらもだいぶ前から使っており、先端の金属部分が錆びてきていますが、土を掘ったりほぐしたりする分には差支えはないので使い続けています。

 

・肥料
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なるべく「●●専用の肥料」というものを使っています。

 

現在私が持っているのは「葉もの野菜用」、「実もの野菜用」、「果樹用」、「柑橘類用」、「花用」、「クリスマスローズ用」、「洋ラン用」です。

 

大体は近くのホームセンター買っていますが、「洋ラン用のそのまま使える液体肥料」のようにお店にないものは楽天などで買っています。

 

・支柱(イボ竹)
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ホームセンターなどでイボ竹という商品名で販売されている場合があります。

 

支柱をしないと強風などが吹いた時に茎や枝が折れてしまう場合がありますので、外で育てる植物には基本的に全部付けています。

 

後で紹介する「ビニタイ」で固定しています。

 

・空のペットボトルまたは空き缶
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支柱の近くを通るときに目や顔に触れると危ないので先端にこちらを付けています。

 

個人的に空き缶の方がペットボトルよりも軽いので、強風が吹いた時に取れてしまう時があります。

 

なので、どちらかというとペットボトルの方がおススメです。

 

・ビニタイ
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こちらは近くのホームセンターで買ったもので、最近はこちらばかり使っています。

 

前は楽天で表面がゴム製のものを買って使っていましたが、そちらだと夏の暑さで表面がボロボロ取れて針金がむき出しになってしまうので、使うのをやめました。

 

・名札
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同じ植物でも品種が違うだけだと、見た目は同じに見える場合が結構あります。

 

そういったときにこちらを付けておかないと、どれがどの品種だったか見分けがつかなくなってしまうので、名札を付けています。

 

字は油性のマジックで書いており、そうすると水やろや雨などがかかっても基本的に字が薄れたり消えてしまうことはありません。

 

ただ、プラスチック製ということもあり、夏の暑さでだいぶ曲がってしまう場合があるので使い捨てとして使っています。

 

・ホース
主に庭の植木鉢全部に水やりするときに使っています。

 

水の出方のタイプは複数あり、回すと切り替えれるようになっています。

 

私は、最初に勢いが強い方の「シャワー」で葉や茎、枝などに水をしっかりかけてから、根元に勢いが弱い方に切り替えて水やりしています。

 

・ジョウロ
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外に出している洋ランや、真夏などで一部の植物だけ萎びている時に水やりをする時に使っています。

 

水やりする鉢の数が少ない場合に使っているということです。

 

鉢植えやプランターに水やりをする時は、先端部分(ハス口)を逆にした方が水やりしやすいです。

 

・軍手
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私は潔癖なので園芸作業をするときはいつも付けています。

 

こちらを付けると手に茶色い土がついたり、爪の間に土が溜まったり、細かな針が手に刺さってしまうこともだいぶ減りました。

 

果樹の剪定をする時は樹液が手に付くと、かぶれてしまう場合があるので付けています。

 

ホームセンターで20組ぐらいまとめて袋に入っているものを買っています。

 

土がいっぱい付いたものを他の洗濯ものと一緒に洗うのは抵抗があるので、基本的に使い捨てで使っています。

 

・園芸スタンド
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金属製のスタンドで楽天とホームセンターで買いました。

 

主に害虫除けと、通気性を良くするために置いています。

 

こちらを鉢底に付けるまでは鉢を持ち上げると下にナメクジ、ムカデ、たまにヘビの子がいる場合がありました。

 

スタンドを付けると、雨の日に植木鉢を見てもナメクジが付いていることはほとんどなくなりましたし、ムカデやヘビの子もほぼいなくなりました。

 

・剪定バサミ
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野菜の摘芯や花の茎の刈り込み、コブミカンなど柑橘類のトゲを切ったり、果樹や庭木の剪定に使っています。

 

こちらもホームセンターで買いました。

 

手持ちの部分(赤い部分)がゴムっぽい感触のプラスチック製?のもので覆われているので、長時間使っても手や指が痛くなりにくいので気に入っています。

 

・ハサミ(工作用)
培養土の袋を開けたり、ネットで買った苗の入った段ボール箱のセロテープや、苗がビニール袋に包まれている場合はそれを切って開けるために使っています。

 

ビニタイや細い紐を切ったりするためにも使っています。

 

前は剪定バサミで代用していましたが、だいぶ切りにくかったです。

 

・カッター
黒いマルチングシートを適度な長さに切ったり、そのシートの苗を植える部分の植え穴を作ったりするために使っています。

 

・工具用の箱
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こちらに当ページで紹介している園芸道具の大半を収納しています。

 

工具用で頑丈なので、いっぱい詰め込んでも割れそうになったりしません。

 

近くのホームセンターで買いました。

 

・ゴミ袋
地域の指定ゴミ袋と、お店で販売されている白いポリ袋の2種類を使っています。

 

指定ゴミ袋には、主に土がいっぱい付いた培養土の袋や苗のポリポット、使い古した名札や軍手などは破砕ゴミに分別して捨てれることになっているので入れています。

 

白いポリ袋には、主に燃えるゴミに分別して出せれる剪定した少量の細い枝、茎、枯葉、花柄、ネットで苗を買った時に梱包されている段ボール箱に付いている伝票、育て方の説明書などを入れています。

 

・ノコギリ
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剪定バサミでは切れないぐらい太い枝を切ったり、ゴミ袋には入らない長さの枝を切ったりするために使っています。

 

・鉢受け皿
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主に室内で育てている観葉植物に使っています。

 

台所で水やりして、鉢底から水が流出しなくなってからこちらを下に置いています。

 

・種まき培養土
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種から育てるものは野菜、花、ハーブ問わずこちらに種まきしています。

 

少なくとも私がよく行くホームセンターで販売されているものは、同じ量の培養土よりも値段がだいぶ高いです。

 

種まき培養土の方が高い理由は知りませんが。

 

・育苗ケース
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種まきした黒いポリポットをこちらに入れています。

 

下には細かな穴が無数に空いていますので、水やりしたり、雨がかかる場所に置いておいても通気性が良いです。

 

上の半透明のフタと下の黒いケースは別売りです。

 

・種を水に浸すためのタッパー
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種まきする前に水に浸しておいた方が発芽率が上がる種を蒔く場合、こちらで浸しています。

 

・鳥よけネット
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春に西洋グミ、ナツグミ、クワなどに緑色の実が付いたら、収穫が終わるまでこちらで木全体を覆っています。

 

覆った後に、ネットの所々を後で紹介する洗濯バサミで留めて固定しています。

 

覆うと、鳥に実を食べられてしまうことがだいぶ減りましたので、その分収穫量が増えました。

 

元々は長さが10mあるので、2mぐらいに工作用のハサミで切ってから使っています。

 

こちらもホームセンターで買いました。

 

収穫が済んだら取り外して、できるだけコンパクトに畳んで保管し、毎年使っています。

 

・洗濯バサミ
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先ほど紹介した鳥よけネットを固定するためや、余った培養土や肥料の袋を丸めて留めるために使っています。

 

プラスチック製とステンレス製がありますが、ステンレス製の方が割れにくく、長く使えるのでおすすめです。

 

・洋ラン用の板
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自分で楽天で買って使っているのは、こちらの「ディネマポリブルボン」のものだけです。

 

他の洋ランは買った時から板に付けてくれていました。(水苔もです。)

 

縁は木製で、黒い部分はプラスチック製で穴がいっぱい空いているので通気性がいいです。

 

・水苔
こちらを水を入れたバケツの中に適量浸し、数分待つと水を十分に吸ってくれます。

 

板に着生させる場合は、それを洋ランの根を覆うように付けるといった使い方が一般的です。

 

鉢植えにする場合は、こちらを土の代わりに鉢に入れて使います。

 

・液体肥料
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液体肥料は野菜用、花用、観葉植物用など各種ありますが、私は洋ラン用のものしか使ったことがありません。

 

私が使っているものはそのまま使えるものですが、前に霧吹きに入れてそのままかけると濃度が濃すぎたのか、葉が黄色くなって枯れかかったことがあります。

 

なので、そのまま使えるとありますが、こちらの10倍ぐらい水と混ぜて薄めてから少しずつ使うようにしています。

 

・霧吹き
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洋ランに液体肥料を与えたり、冬越しさせるために部屋に入れた洋蘭に水やりするときに使っています。

 

現在は2リットル入るものを使っています。

 

それは楽天で買いましたが、私が買う時にお店から「こちらの商品は既に生産終了になっています」といった連絡があったので、多分今は販売されていないと思います。

 

仕組みはウォーターガンのように圧縮した空気を貯めてその勢いで水やりできるもので、一度レバーを押すとしばらく水が出続けるタイプのものを使っています。

 

こちらを使うことで、水やりするときにレバーを何度も連打せずに済むようになり、楽になりました。

 

下記のように逆さまにしても使えるタイプのものもあります。
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・衣類用ケース
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冬越しさせるために部屋に入れた洋ランをこちらに入れて春まで育てています。

 

ホームセンターの収納道具コーナーで販売されていたものを使っています。

 

冬の夜の窓際は冷気があるので洋ランが冷えすぎないようにする必要があります。

 

しかしこちらに入れておくと、ケースにある程度の高さがあり、窓際に置いておいても冷気を遮れるのでいいと思っています。

 

・S字フック
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「洋ラン用の板」で紹介した「ディネマポリブルボン」を着生させている板の穴に、こちらを通して格子に引っ掛ける、という形で使っています。

 

楽天の金物専門店で買いました。

 

・伸縮可能な棒
先端を回すことにより長さを調節できる棒です。

 

こちらを衣類用ケースの上部にしっかり固定するように付けて、そこにビニタイ越しにショエノルキスフラグランス、スコロペンドリア、キロキスタといった吊るせるものを吊るすという形で使っています。
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・ブロック
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こちらは、畑で地植えで育てているイチジクの樹形を一文字仕立てにするために使っています。

 

枝に引っ掛けた紐にこちらを乗せると、その重みで枝が横に曲がって固定できるという仕組みです。

 

重さは5kgのダンベルより少し軽いぐらいの感じがしたので4kgぐらいでしょうか。

 

半年ぐらい乗せておくと枝が横に曲がり、取り外しても横に固定されるそうですが、私は念のために1年そのままにしています。

 

・黒いマルチングシート
こちらはビニール製で、畑に雑草が生えるのを減らすために使っています。

 

マルチングシートは白とか半透明のものなどがありますが、私が使っているものは黒で日光をほとんど通さないものを使っています。

 

こちらで畑のほとんどの部分を覆ってから生える雑草が9割減った実感がし、草抜きの量が大幅に減って楽になりました。

 

ホームセンターに行くと、幅が50cm、1m、1.5mなど、長さも10m、20mのものなど多種多様なものが販売されていますので、使う広さに応じたものを選べます。